リベットマン

只今、私リベットマン(Livet-Man)化中。
え?リベットマンとは何か?それはですね、例えばメカ物のモデリングの中でひたすらリベットを打つ(配置する)作業を行うことを「リベットマンになる」「リベットマン化する」と表現します。これは笑う猿人語で世間では通用しません。
これは以前、配置対象のオブジェクトのサーフェースに沿って手作業でリベトを一個一個配置してゆくというトンでもない時間と労力をかけていたのでこんな風な言い方になったのでした。
平面や単純なサーフェース上に配置するのはどうってこと無いんですが、複雑な局面に沿って配置するのは真に骨の折れる作業で、何とかもっと手っ取り早くできないものかと色々とプラグインを試したりもしたんですが、コレと言うのが見つからず結局手作業で対応してましたよ、ええ。
でもPX_OnMoveというスグレものに出会ってからというものリベットマンの悪夢から一気に開放されたのでした。
PX_OnMoveは配置対象のオブジェクト(例:皮ベルト)のサーフェース法線に対して直角に配置オブジェクト(例:鋲)を配置してくれるプラグインで、これでヘヴィメタ必須の鋲を打った皮ジャンなんかも簡単に出来ちゃう訳ですよ。

今回の戦闘機なんかも近景用のオブジェクトはディテールをリッチにしたいので、なるべくならテクスチャで誤魔化さず極力ジオメトリで勝負したいなーと考えているので、見えるところにはリベットを打っています。
■PX_OnMoveにてグラマンF6Fにリベットを打っているところの図

でも肝心のPX_OnMoveが現時点で32bit版しか存在しないようで、仕方なく必要なところだけをサブマシン上の32bit版LW9.6に移して作業して、出来上がったらメインマシンの64bit版LW11に戻すという一手間を強いられています。