立体視ムービー(その8)

当然、製作しながら立体視での確認は欠かせない。
静止画の場合はmpoファイルをスマホに保存すればそのまま3D立体視ができる。
動画はと言うとmpoのように立体視用に定義付けされたものがあるわけではなく、拡張子はmp4である。
最初、SideBySideに変換し出来上がったmp4をそのままスマホに保存して「アレレ?」、3D立体視用ではなく左右それぞれの画像が横並びに再生されてしまった。
調べてみるとシャープ製スマホの場合ファイル名の頭を[[3D]]とする必要がある。立体視用と通常のmp4をこれで判別しているのだ。
ファイル名の先頭に[[3D]]を付けると無事立体視ができるようになった。

さて、そんなこんなで出来上がったムービーがこれ。

これは立体視用ではなく通常のムービー。SideBySideのムービーはgraffiti.mp4 直をダウンロードしファイル名の頭をに[[3D]]を付けて頂きたい。


実際にコテストに応募した後に気がついた(と言うか知った)ことがある。003SHに搭載されている裸眼立体視対応の現バージョンのプレイヤーは通常、動画ファイルに対して勝手にサムネイルを生成してくれるはずなのだが、今回応募したものはサムネイルが生成されなかった。
これはどうもエンコード時のビットレートに依存し、1024kbpsとか2048kbpsなど切りが良い場合に限り生成されるものらしい。
応募規定でファイルサイズが最大20MBとされていたために内輪で最大限の画質を得ようと1633kbpsという半端なビットレートにしてしまったためにサムネイルが付加されなかったようだ。

(続く・・・)